Fundora(ファンドラ)のルールをひと目で
細かい話に入る前に、まず全体像を一枚で押さえておきましょう。Fundora(ファンドラ)は東京の Quantum Fund Traders Inc. が運営する日本生まれの国産プロップファームで、取引プラットフォームは cTrader、評価方式は2ステップです。下の表は、本記事で扱う主要ルールを当サイトのデータをもとにまとめたものです。数値はいずれも公式準拠の整理ですが、ルールは予告なく変わることがあるため、申し込み前には必ず公式サイトの最新の規約でご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 評価方式 | 2ステップ評価 |
| 利益目標(第1フェーズ) | +8% |
| 利益目標(第2フェーズ) | +5% |
| 日次ドローダウン | 5% |
| 最大ドローダウン | 10% |
| 最低取引日数 | 3日 |
| 時間制限 | なし |
| 利益分配率 | 80% |
| 取引プラットフォーム | cTrader |
| 出金方法 | 国内銀行送金 |
| 最大レバレッジ | FX 50倍/商品 10倍/指数 5倍/暗号資産 2倍 |
| ゴールド(XAU/USD) | スワップフリー |
この表だけ見ると、利益目標もドローダウンも標準的な2ステップの範囲に収まっています。突飛に厳しいルールがあるわけではなく、いわば王道の設計です。だからこそ「初めての1社」に選びやすいわけですが、標準的=楽勝というわけでは決してありません。
費用や利益分配・出金を含めたFundora全体の評判はFundora(ファンドラ)の評判・特徴にまとめているので、ルールとあわせて読むと理解が深まります。ここから先で、ひとつずつ意味を読み解いていきましょう。
評価の全体像。2ステップで何を求められるのか
Fundora(ファンドラ)の評価は2ステップ評価です。これは第1フェーズと第2フェーズという2つの段階を順にクリアして、はじめて資金提供(プロ認定)に進める方式を指します。自動車免許でいう「仮免」と「本免」の二段構えをイメージすると分かりやすいと思います。
なぜわざわざ2回に分けるのでしょう。理由はシンプルで、運営側は「たまたま勝てた人」ではなく「再現性のある人」に資金を預けたいからです。1回だけなら、大きく張って当たることもあります。
でも2回連続でルールを守りながら結果を出せる人は、運だけでは説明がつきません。少し遠回りに感じるかもしれませんが、この設計のおかげで挑戦のハードルとなる評価料が抑えられている、という見方もできます。
第1フェーズ:利益目標+8%
最初の関門は、口座資金に対して+8%の利益を達成することです。たとえば資金2,000万円のプランなら、約160万円の利益を作るイメージになります(数値は目安で、実際の判定基準は公式の規約に従ってください)。ここで大切なのは、目標達成を急ぐあまり後述のドローダウンに触れないことです。
攻めなければ届かないのに、攻めすぎると失格になる。この板挟みをどう乗り切るかが第1フェーズの本質です。
第2フェーズ:利益目標+5%
第1フェーズを通過すると、次は+5%の利益目標に挑みます。目標値が第1フェーズより低く設定されているのがポイントで、これは「もう一度、無理なくルールを守って利益を出せること」を確認するための段階だと考えると腑に落ちます。第1フェーズで気持ちが緩みがちですが、ドローダウンや禁止事項のルールは第2フェーズでも同じように適用される点に注意してください。
プロップファームのドローダウン。合否を分ける最重要ルール
ここからが本題です。Fundora(ファンドラ)に限らず、プロップファームの評価でもっとも多くの人がつまずくのがドローダウンです。ドローダウンとは、ざっくり言えば「これ以上負けたら失格」という損失の上限ラインのこと。
利益目標が「ゴール」なら、ドローダウンは「触れてはいけない地雷」です。Fundoraには種類の異なる2つのドローダウンがあり、その両方を同時に守り続ける必要があります。
下の図で、2つのラインがどう効いてくるのかをイメージしてみてください。

日次ドローダウン(5%)
日次ドローダウンは「1日のうちに、ここまでしか負けてはいけない」という1日単位の損失上限で、Fundora(ファンドラ)では5%に設定されています。1日のなかで損失が口座資金の5%に達してしまうと、その時点でルール違反となり失格の対象になります。
ここでつまずきやすいのが、「1日のリセットがいつ起きるか」という時間の基準です。多くのプロップファームでは特定のサーバー時刻を境に新しい1日が始まりますが、その基準時刻によって、自分の体感の「今日」とズレることがあります。日次の上限がどの時点で計算され、いつリセットされるのかは、必ず公式の規約で確認してください。ここを誤解すると、守っているつもりでうっかり超過、という事故が起きます。
最大ドローダウン(10%)
最大ドローダウンは「評価期間を通じて、ここまでしか負けてはいけない」という通算の損失上限で、Fundora(ファンドラ)では10%です。日次が「1日の上限」なら、こちらは「全期間の累計の上限」。たとえ毎日の負けが日次5%に収まっていても、トータルの損失が10%に達すれば失格になります。
ここで多くの人が気にするのが、このドローダウンが何を基準に計算されるかです。つまり「最初の口座残高に固定された静的なライン」なのか、「利益が出るほど追いかけてくるトレーリング型」なのか、という点ですね。基準が違えば体感の厳しさはまるで変わります。
当サイトのデータでは最大ドローダウンの幅を10%として整理していますが、その計算方式(残高ベースか含み損益ベースか、静的かトレーリングか)の正式な定義は公式サイトで必ずご確認ください。推測で動くと、ここが一番こわいところです。
最低取引日数(3日)と時間制限なし
Fundora(ファンドラ)には最低取引日数が3日という条件があります。これは「少なくとも3日は取引してくださいね」というルールで、たとえ初日に利益目標を一発で達成しても、3日分の取引実績がなければ合格として認められません。「まぐれの一発勝負ではなく、複数日にわたって運用できること」を確認する意図だと考えると分かりやすいです。
一方で、Fundoraは評価に時間制限がありません。「◯日以内にクリアしなければならない」という締め切りがないので、相場が荒れている時期は無理に取引せず見送る、という自分のペースで進められるのは大きな安心材料です。焦って無茶なトレードに走るリスクが下がるため、特にはじめての方には心強い設計だと思います。
ただし、最低取引日数の「1日」としてカウントされる条件(最小ロットの基準やポジションの持ち方など)は会社ごとに細かな定義があるのが一般的です。3日を満たしたつもりが要件未達だった、という取りこぼしを防ぐためにも、カウント条件は公式で確認しておきましょう。
プロップファームの禁止事項|確認の順番と考え方
Fundora(ファンドラ)の禁止事項は、「自分の手法が引っかからないか」を申込前に必ず照合すべきパートです。公式の取引ルールでは、次の手法が明確に禁止されています。該当すると口座の停止や利益の没収につながる可能性があるため、最初に確認してください。
- レイテンシーアービトラージ/逆アービトラージ価格配信の遅延(レイテンシー)を突くタイプの取引です。
- コピートレード・ソーシャルトレード第三者の取引をコピーする手法で、対象になるのはあくまで自分自身の取引のみです。
- 複数口座を使ったヘッジ取引複数アカウント間で両建てするような取引で、意図せず違反になりやすい盲点です。
- 20秒以内のスキャルピング決済エントリーから20秒以内に決済する超短期売買は禁止です。スキャル中心の方は特に注意が必要です。
- 30日間の取引なし(休眠)30日間まったく取引がないと口座が失格になります。
一方で、次の手法は条件付きで認められています(いずれもリスクは自己責任)。
- ニュース取引は可能です。ただし発表前後は値動きが荒く、ハイリスクとされています。
- ナンピン・マーチンゲールも戦略として使用は可能です。ただしハイリスクで、公式も推奨はしていません。
- EA(自動売買)自分で作成したEAであれば利用できます。
考え方のコツは、「禁止事項は敵ではなく、運営とトレーダーの双方を守るための線引き」と捉えることです。線がどこに引かれているかを先に知っておけば、無自覚に踏み越えて利益を失う、という最悪の事態を避けられます。手法ごとの一般的な見極め方はスキャル・EAが使えるプロップファームの選び方やプロップファームの禁止行為まとめでも整理しています。
ここまでで「ルールは分かったけれど、結局どこから始めればいいの?」と感じた方へ。国産で完全日本語対応・時間制限なしの2ステップというFundoraの構成は、評価ルールに慣れる最初の1社として選びやすい組み合わせです。規約の読み違いが不安な方ほど、日本語でサポートを受けられる安心感は大きいと思います。
利益分配80%と出金条件
評価を突破してプロ認定を受けると、いよいよ利益を受け取る段階です。Fundora(ファンドラ)の利益分配率は80%。あなたが資金口座で出した利益のうち、80%があなたの報酬になるという意味です。出金方法は国内銀行送金に対応しているため、海外送金の手数料や着金の遅さに悩まされにくいのは、日本人トレーダーにとって実利の大きいポイントです。
受け取りのサイクルにも特徴があります。公式の取引ルールによると、報酬は初回が口座開始から28日以降に申請でき、その後は14日間隔で申請していく流れです。1回あたりの受け取り上限は、初回が「利益分配後の初期口座残高の最大10%」、2回目以降は「最大15%」とされています(プロ口座で初期残高より増やした利益が対象)。一気に全額ではなく、サイクルごとに分けて受け取っていくイメージです。
一方で、出金の下限額・手数料・本人確認(KYC)の細かな手続きなどの正式な表記は、推測で埋めず必ず公式サイトでご確認ください。あわせて見ておきたいのは次の点です。
- 出金の下限額・手続きいくらから出金できるか、本人確認(KYC)の流れはどうか。
- 報酬申請の操作ダッシュボードでの申請手順や、口座への反映までの目安。
出金まわりのつまずきを避ける一般的な考え方は出金できない原因と対策でも解説しているので、あわせて読むと安心です。
よくある誤解。合格=終わりではない
ここで、初心者の方が特に陥りやすい誤解を3つ正しておきます。どれも知っているだけで失格リスクをぐっと下げられる、大切なポイントです。
ひとつ目は、「評価に合格したら、もうルールは関係ない」という誤解です。これは違います。プロ認定後の資金口座でも、ドローダウンや禁止事項といったルールは引き続き適用されるのが一般的です。
合格はゴールではなく、むしろ「ここから本番」。緩んだ瞬間に大きく崩して、せっかくの口座を失う。これは本当にもったいない失敗です。
ふたつ目は、「利益目標さえ達成すれば合格」という誤解です。実際には、利益目標を満たしていても、最低取引日数(3日)を満たしていなかったり、途中でドローダウンに触れていたり、禁止事項に該当していれば合格にはなりません。合格は「複数の条件をすべて同時に満たすこと」だと理解しておきましょう。
みっつ目は、「2ステップは段階が多いから、1ステップより難しい」という誤解です。段数の多い・少ないだけでは難易度は決まりません。各フェーズの目標が分散している分、1回で高い目標を求められる方式よりむしろ無理なく進めやすい面もあります。評価方式そのものの違いは1ステップ・2ステップ・即時評価の違いと選び方で詳しく整理しています。
失格を避ける確認チェックリスト
ここまでの内容を、申込前後に指差し確認できるリストにまとめました。1つずつ「自分は大丈夫か?」と問いながらチェックしてみてください。
- 第1フェーズ(+8%)・第2フェーズ(+5%)の利益目標を正しく把握したか。
- 日次ドローダウン5%がいつ計算され、いつリセットされるか(基準時刻)を確認したか。
- 最大ドローダウン10%の計算方式(静的かトレーリングか、残高ベースか含み損益ベースか)を公式で確認したか。
- 最低取引日数3日の「1日」としてカウントされる条件を確認したか。
- 自分の手法(スキャル・EA・ニュース時取引・両建てなど)が禁止事項に触れていないかを公式規約で照合したか。
- 合格後の利益分配80%と、初回出金までの条件・出金サイクルを確認したか。
- これらを第三者の要約だけでなくFundora(ファンドラ)公式サイトの最新の規約で確認したか。
失格全般の回避策をもっと網羅的に確認したい方はプロップファームで失格になる条件と回避チェックリストもあわせてどうぞ。
申込前に確認すべき順番
最後に、「どの順番で確認すれば効率がいいか」を整理します。やみくもに規約を読むより、影響の大きいものから順に潰していくのが賢いやり方です。
- まず禁止事項(手法の可否)自分の手法が使えなければ、そもそも土俵に上がれません。ここが最優先です。
- 次にドローダウンの計算方式日次5%・最大10%が「何を基準に」計算されるかは、合否を最も左右する部分です。
- そして利益目標と最低取引日数+8%/+5%と3日という条件を、自分の運用ペースに照らして現実的か確認します。
- 最後に出金条件合格後にどう受け取れるか、利益分配80%と出金サイクルを確認し、ゴール像をはっきりさせます。
この順番なら、「申し込んでから手法が使えないと気づく」「合格直前にドローダウンの誤解で失格」といった、あとから取り返しのつかない失敗を先回りで防げます。
なお、Fundora(ファンドラ)と並んで日本語対応を重視する方に検討されやすいのが、日本特化型のFintokei(フィントケイ)です。「まず日本語環境で少額から評価方式に慣れたい」という方は、こちらも見比べてみると選択肢が広がります。両社のルールや費用をまとめて比べたい方は、FundoraとFintokeiの徹底比較が近道です。
Fundoraのルールに関するよくある質問
Fundoraの評価ルールの主な項目は何ですか?
利益目標・日次/最大ドローダウン・禁止事項・最低取引日数・出金条件などです。数値や条件は変更されることがあるため、最新の内容は公式サイトで確認してください。
失格になる主な原因は?
ドローダウンの上限超過、禁止事項への抵触、最低取引日数の未達などです。ルールを事前に把握しておくことが、失格を避ける基本になります。
一貫性ルール(33%ルール)はありますか?
プロ口座などで33.3%の一貫性ルールが適用される場合があります。詳しくは33%ルールの解説記事と公式規約で確認してください。
申し込み前に確認すべきことは?
利益目標・ドローダウンの幅と計算方式・禁止事項が自分の手法と合うか、そして最新の条件を公式サイトで確認することです。
まとめ:Fundora(ファンドラ)のルールと攻略
お疲れさまでした。最後に、Fundora(ファンドラ)のルールの要点をぎゅっとまとめます。
Fundoraは2ステップ評価で、第1フェーズ+8%・第2フェーズ+5%の利益目標を、日次ドローダウン5%・最大ドローダウン10%という2つのラインを守りながら達成する設計でした。最低取引日数は3日、時間制限はなし。合格後の利益分配は80%で、国内銀行送金に対応しています。いずれも標準的で読みやすい王道のルールです。
そして何より大切なのは、「合格=終わりではない」「利益目標だけ満たしても合格ではない」という2つの誤解を避けること。そして申込前には、禁止事項→ドローダウンの計算方式→利益目標と最低取引日数→出金条件、の順で確認することでした。ドローダウンの正式な計算方式や出金サイクルなど、本記事で「公式で確認」とした項目は必ずFundora公式サイトの最新の規約でご自身の目で確かめてください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の会社や取引手法を保証・推奨するものではありません。ルールや費用、出金条件は予告なく変更されることがあるため、申し込み前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。あなたの最初の挑戦が、納得のいくものになりますように。






