Fundora(ファンドラ)とは。まず全体像をつかむ

手順に入る前に、そもそもFundora(ファンドラ)とはどんなサービスなのかを一段だけ高いところから眺めておきましょう。全体像が見えていると、このあとの一つひとつの作業が「なぜ必要なのか」まで腑に落ちて、迷いが減ります。

Fundora(ファンドラ)は、日本発・国内完結の「受験型」プロップファームです。受験型というのは、いきなり会社の実資金を渡されるのではなく、評価(チャレンジ)に合格してから、デモ(シミュレーション)環境の資金口座を任されるタイプ、という意味です。合格後の口座で出した利益は「データ提供料」として受け取れます。サイト・ルール・サポートがすべて日本語で、日本語カスタマーサポートが用意されているのが、日本人にとって大きな安心材料になっています。

もう一点、はじめに押さえておきたいのが取引プラットフォームです。Fundoraで使えるのはcTrader(シートレーダー)のみで、MT4・MT5には対応していません。cTraderは、ロット・損切り・利確を入れると損益が自動で計算されるなど、注文まわりが高機能なツールです。ここは申し込み前に知っておきたいポイントなので、後ほどステップ3でもう少し詳しく触れます。

そして覚えておいてほしい大前提がもう一つ。Fundoraでの取引はすべてデモ環境(バーチャル資金)でのシミュレーションです。実際の自己資金を市場に投じるわけではなく、ルールに沿って成果を示し、その成果に応じて報酬を受け取る。そういう仕組みだと理解しておくと、各ステップの意味がクリアになります。

プロップファームの始め方の全体の流れ。6ステップで把握する

細かい作業に入る前に、ゴールまでの地図を頭に入れておきましょう。Fundoraを始めてから報酬を受け取るまでは、大きく次の6つのステップに分けられます。

  1. プラン(口座サイズ)を選ぶ自分に合った資金枠と受験料を決めます。
  2. 公式サイトで申し込むプランを選んで受験料を支払い、アカウントを作成します。
  3. cTraderの準備と学習取引ツールを整え、学習コンテンツでルールを確認します。
  4. 評価チャレンジ(2ステップ)に挑戦フェーズ1(+8%)→フェーズ2(+5%)をクリアします。
  5. 合格してプロ口座へ評価を突破すると、報酬の対象となるプロ口座に進みます。
  6. 国内銀行へ円建てで出金利益分配を、日本の銀行口座に円で受け取ります。

一見すると工程が多く感じるかもしれませんが、ひとつずつ見ていけば難しくありません。ここから先は、この6ステップを順番に、初心者の方がつまずきやすいポイントを添えながら丁寧にたどっていきます。なお、プロップファーム全般の一般的な始め方を先に俯瞰したい方は、プロップファームの始め方|申込から出金までの全手順もあわせてどうぞ。

ステップ1: プラン(口座サイズ)を選ぶ

最初の関門はプラン選びです。Fundoraでは、運用する口座サイズ(バーチャル資金の額)と受験料がセットになった複数のプランが用意されていて、口座サイズが大きいほど受験料も高くなるという分かりやすい関係になっています。

プラン一覧と受験料

現在の主なプランは次のとおりです。受験料には後述する学習コンテンツ「Fundora Learning」へのアクセスも含まれます

プラン名口座サイズ受験料
Entry(エントリー)250万円¥26,999
Lite(ライト)500万円¥36,999
Growth(グロース)1,000万円¥66,999
Standard(スタンダード)2,000万円¥99,999
Professional(プロフェッショナル)4,000万円¥249,999
Master(マスター)6,000万円¥449,999

※上記は本記事作成時点の情報です。最新の料金・条件は必ず公式サイトでご確認ください。

プランの選び方の考え方

「どれを選べばいいの?」と迷ったときの基本は、背伸びをしないことです。口座サイズが大きいほど合格後に狙える報酬の絶対額は大きくなりますが、その分受験料も上がり、もし不合格だったときの授業料も重くなります。はじめての挑戦なら、まずは受験料を抑えやすいEntry(エントリー)やLite(ライト)あたりから始めて、Fundoraのルールと操作に体を慣らすのが無理のない進め方です。

ここは判断の核心なので、プランごとの違いと選び方をさらに詳しく知りたい方は、専用記事のFundoraのプラン徹底比較と選び方|Entry〜Masterどれを選ぶ?を読んでから決めると失敗しにくくなります。

ステップ2: 公式サイトで申し込む

プランが決まったら、いよいよ公式サイトでの申し込みです。Fundoraはサイトもサポートもすべて日本語なので、海外プロップファームにありがちな「英語の規約を読み解く」という負担がありません。ここは日本発・国内完結ならではの心強さです。

申し込みの大まかな流れは、アカウント作成 → プランを選択 → 受験料を支払う、という素直なものです。報酬が国内銀行へ円建てで支払われる設計のとおり、入口から出口まで日本語・日本円で完結しやすいのがFundoraのDNAだと感じます。手続きで不明点が出たら、日本語カスタマーサポートに相談できるのも安心材料です。

申し込み前には、料金・評価ルール・利益分配・禁止事項などの最新情報を、必ず公式サイトでひと通り確認しておきましょう。Fundoraはこれらを事前公開しているので、確認する習慣さえつければ「知らなかった」で損をするリスクを減らせます。

ここまで読んで「Fundoraの全体像はだいたい分かった。実際の条件を公式で見てみたい」と思った方へ。下のカードから公式サイトの最新情報を確認できます。料金やルールは更新されることがあるため、最終的な数値は必ず公式でご確認ください。

ステップ3: cTraderの準備と学習

申し込みが済んだら、トレードを始める前の準備フェーズです。ここでやることは2つ。取引プラットフォーム「cTrader」の準備と、学習コンテンツでのルール確認です。

前述のとおり、Fundoraの取引プラットフォームはcTrader(シートレーダー)のみです。MT4・MT5を使い慣れている方は、ここで操作感の違いに最初だけ戸惑うかもしれません。ただcTraderは、ロット・損切り(ストップ)・利確(リミット)を入力すると、見込み損益が自動で計算されるなど、リスク管理を助けてくれる機能が充実しています。

慣れてしまえば「むしろこっちのほうが安心」と感じる人も少なくありません。cTraderの使い方やMT系との違いを詳しく知りたい方は、FundoraのcTraderとは?使い方とMT4/MT5との違いをどうぞ。

そしてもう一つの柱が、Fundora Learning(ファンドラ・ラーニング)という学習プラットフォームです。これは動画+理解度テスト+修了証で構成された学習コンテンツで、受験料にアクセスが含まれています。せっかく料金に含まれているのですから、評価に挑む前にここでルールの理解を固めておくのは、とても合理的な順番です。学習プラットフォームの中身と活用法は、Fundora Learningとは?学習プラットフォームの中身と活用法で詳しく解説しています。

Fundoraの始め方5ステップ:プラン選び→申込→2ステップ評価(+8%/+5%)→プロ口座→国内銀行へ出金の図解
プラン選び → 申込 → cTrader準備・学習 → 評価(2ステップ)→ 合格・プロ口座 → 国内銀行へ円建て出金、という流れ。

図のように、Fundoraの始め方は「準備 → 評価 → 合格 → 出金」という一本道です。途中の評価チャレンジだけが少し長く感じますが、ここはトレーダーとしての実力を示す本番。次のステップでじっくり見ていきましょう。

ステップ4: 評価チャレンジ(2ステップ)に挑戦する

いよいよ本番、評価チャレンジです。Fundoraの評価方式は2ステップ(2段階)。フェーズ1とフェーズ2の2つの段階を、それぞれルールを守りながらクリアして、はじめて合格=資金提供(プロ口座)に進めます。

2ステップというのは、自動車免許でいう「仮免」と「本免」の二段構えのイメージです。一発のまぐれではなく、2回連続でルールを守りながら利益を出せることを示してもらう設計だと考えると、なぜ2段階あるのかが腑に落ちます。

フェーズ1(利益目標+8%)

最初の段階であるフェーズ1の利益目標は+8%です。口座サイズに対して8%の利益を、後述するドローダウン(損失上限)のルールを守りながら積み上げていきます。たとえば1,000万円のGrowthプランなら、目標は+8%=80万円相当(バーチャル資金ベース)。

ここで無理に一発で稼ごうとせず、小さく刻んで積み上げるのが、評価を安全に進めるコツです。第1フェーズの立ち回りは第1フェーズを突破するための立ち回りも参考になります。

フェーズ2(利益目標+5%)

フェーズ1を突破すると、第2段階のフェーズ2へ進みます。こちらの利益目標は+5%と、フェーズ1より控えめに設定されています。目標が下がる分だけ気は楽になりますが、守るべきルールは引き続き同じです。最後まで気を抜かず、リスク管理を一定に保ったまま+5%を達成すれば、晴れて合格です。

評価中に守るルール

フェーズ1・2を通じて、利益目標と同じくらい大切なのが守りのルールです。主なものを整理します。

  • 日次ドローダウン 5%1日のなかで許される損失の上限です。この幅を超えると失格になります。デイリーDDとも呼ばれます。
  • 最大ドローダウン 10%口座全体で許される損失の上限です。ここに触れても失格です。
  • 最低取引日数 3日最低でも3日は取引する必要があります。1日で一気にクリアして終わり、というわけにはいきません。
  • 取引期限なし期限が設けられていないため、自分のペースで進められるのは大きな安心材料です。

利益目標(攻め)とドローダウン(守り)は、いわばアクセルとブレーキです。目標を急ぐあまり攻めすぎると、ドローダウンに触れて一発失格。これが評価で最も多いつまずき方です。

だからこそ、ロットを抑えて損切りを徹底し、ドローダウンに余裕を持たせながら進めるのが王道です。ルールの全体像と禁止事項まで詳しく確認したい方は、Fundora(ファンドラ)のルール完全ガイド|禁止事項・ドローダウンをあわせてお読みください。

ステップ5: 合格してプロ口座へ

フェーズ1・2の両方をルールを守ってクリアすると、いよいよ合格です。合格すると、報酬の対象となるプロ口座に進みます。ここからが、いわば「本番のトレーダー」としてのスタート地点です。

プロ口座での利益分配は80%(標準)。あなたが出した利益のうち80%があなたの取り分になる、という分配率です。これは業界全体で見ても十分に魅力的な水準だと言えます。

ただし、合格後のプロ口座には一点、知っておくべきルールがあります。それが33%ルール(一貫性ルール)です。これは「利益が特定の1日に偏りすぎていないか」を見るためのルールで、たまたまの大勝ち一発ではなく、安定して利益を出せているかを確かめる狙いがあります。報酬をスムーズに受け取るために避けて通れない大事なポイントなので、必ず別記事のFundora(ファンドラ)の33%ルール(一貫性ルール)を徹底解説|計算と回避法で、計算式と回避法まで確認しておきましょう。

ステップ6: 国内銀行へ円建てで出金する

最後のステップは、いよいよ出金、稼いだ報酬を受け取る段階です。Fundoraの大きな魅力のひとつが、報酬を国内銀行へ円建てで受け取れること。海外送金や外貨両替の手間・コスト・為替リスクに悩まされにくいのは、日本人トレーダーにとって本当にありがたいポイントです。

プロ口座で利益分配(標準80%)の対象となる利益を積み上げ、出金の手続きを行うと、日本の銀行口座に日本円で報酬が振り込まれます。報酬サイクルや上限といった条件も事前に公開(明文化)されているので、「いつ・いくら受け取れるのか」の見通しが立てやすいのも安心材料です。出金の流れや条件をより詳しく知りたい方は、Fundoraの出金方法・条件|国内銀行へ円建てで受け取る流れをご覧ください。

出金の段になって慌てないために、本人確認(KYC)などの手続きは早めに済ませておくのがおすすめです。一般論として、出金前の本人確認でつまずく人は少なくありません。準備の進め方は初回出金までの流れと必要な準備も参考にしてみてください。

各段階で気をつける点まとめ

ここまでの6ステップで、それぞれ気をつけたいポイントを一覧にまとめました。申し込み前後にこの表を指差し確認すると、つまずきを先回りで防げます。

段階気をつける点
プラン選び背伸びせず、まずは受験料を抑えやすいプランで慣れる。最新料金は公式で確認。
申込料金・ルール・禁止事項などの最新情報を事前に公式で読んでおく。
準備・学習cTraderの操作に慣れる。Fundora Learningでルール理解を固める。
評価(2ステップ)日次DD5%・最大DD10%に触れないことを最優先。攻めすぎ注意。最低3日は取引。
合格・プロ口座利益分配80%。33%ルール(一貫性ルール)を事前に理解しておく。
出金国内銀行へ円建て。本人確認など手続きは早めに準備しておく。

この表は、本記事で扱った事実の範囲で要点を整理したものです。個別の数値や条件は更新されることがあるため、最終的な判断は各段階で公式の最新情報を確認したうえで行ってください。

Fundoraと並んで日本人に人気の選択肢を一緒に見比べておきたい方へ。日本特化のプロップファームとして知られるFintokei(フィントケイ)も、最初の比較対象として検討しやすい1社です。複数を見比べることで、Fundoraの位置づけもよりはっきりします(条件は各社で更新されるため、最新は公式でご確認ください)。

Fundoraの始め方に関するよくある質問

読者の方からよく寄せられる、Fundoraの始め方に関する疑問に先回りでお答えします。

質問答えの要点
MT4・MT5は使える?使えません。Fundoraの取引プラットフォームはcTraderのみです。
評価は何ステップ?2ステップです。フェーズ1で+8%、フェーズ2で+5%の利益目標を達成します。
取引期限はある?取引期限はありません。最低取引日数は3日です。自分のペースで進められます。
利益分配はどれくらい?標準で80%です。報酬は国内銀行へ円建てで支払われます。
合格後に注意することは?プロ口座には33%ルール(一貫性ルール)があります。事前に内容を確認しましょう。

なお、ゴールド(XAU/USD)はスワップフリー=無料で扱え、暗号資産(BTC・ETHなど)やFXも取引対象です。取扱商品の詳しい話はFundoraでゴールド・暗号資産を取引する|スワップフリーの強みで解説しています。

まとめ:Fundoraの始め方

お疲れさまでした。最後に、Fundora(ファンドラ)の始め方の要点をぎゅっとまとめます。

流れはプラン選び → 申込 → cTrader準備・学習 → 評価チャレンジ(2ステップ)→ 合格・プロ口座 → 国内銀行へ円建て出金の6ステップ。評価はフェーズ1で+8%、フェーズ2で+5%の利益目標を、日次ドローダウン5%・最大ドローダウン10%を守りながら達成し、最低取引日数3日をクリアすれば合格です。取引期限がないので、自分のペースで進められます。

合格後のプロ口座では利益分配80%。報酬は国内銀行へ円建てで受け取れて、入口から出口まで日本語・日本円で完結するのがFundoraの心強さです。一方で、プロ口座には33%ルール(一貫性ルール)があるため、そこだけは事前に理解しておきましょう。

なお、本記事はFundoraの始め方を一般的に整理した情報提供を目的としたものです。Fundoraでの取引はすべてデモ環境(バーチャル資金)でのシミュレーションであり、トレードには損失のリスクが伴います。料金・ルール・条件は変更されることがあるため、申し込み前には必ず公式サイトで最新情報をご自身で確認してください。あなたの最初の一歩が、納得のいくものになりますように。

プランの選び方を読む

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