The5%ersがTradingViewに対応した意味

The5%ers(ファイバーズ)が、取引プラットフォームの選択肢としてTradingView(トレーディングビュー)を追加しました。公式の案内によると、使い慣れたTradingViewの画面から分析・注文・取引のすべてを行えるとされています。「The5ers TradingView」で使い勝手を調べていた人にとって、待っていた対応と言えます。

これまでThe5%ersは、MetaTrader 5(MT5)や独自のThe5ers Hubに対応していました。今回はそこにTradingViewが加わった形で、従来のプラットフォームが使えなくなるわけではありません。使えるツールが1つ増えただけなので、MT5に慣れている人はそのまま、TradingView派は乗り換えなしで挑戦できる、という前向きな変更です。

なお、プロップファームの仕組みそのものは変わりません。会社が用意した資金枠(多くはデモやシミュレーションの環境)で目標を達成し、成績に応じた報酬(情報提供料の対価)を受け取る、という流れは同じです。TradingView対応は、その挑戦を進めるためのチャート環境が広がったという話だと捉えてください。

そもそもTradingViewとは?

TradingView(トレーディングビュー)は、ブラウザで動く高機能なチャート分析プラットフォームです。動作が軽く、豊富なインジケーターや描画ツールをそろえ、世界中の個人トレーダーに広く使われています。SNSのように分析アイデアを共有できるコミュニティ機能を持つ点も特徴です。

最大の魅力は、インストール不要でPCでもスマホでも同じ環境を呼び出せる手軽さです。MT5のような専用ソフトに比べ、「見やすさ」と「軽さ」を重視する人に好まれてきました。これまでは「分析はTradingView、発注は別ツール」という使い分けをしていた人も少なくありません。その分析と発注が1つの画面でつながるのが、今回の対応で得られる変化です。

プロップファームがTradingViewを採用する背景

「プロップファーム TradingView」という組み合わせは、ここ数年で一気に広がりました。The5%ersに限らず、TradingViewを取引プラットフォームに据える会社が増えています。理由は大きく3つに整理できます。

  • 個人トレーダーの利用者数が多く、多くの人がすでに操作に慣れているため、学習コストをかけずに始めてもらえる
  • ブラウザで完結するので、専用ソフトのインストールや更新の案内が要らず、サポートの負担が軽い
  • PC・スマホ・タブレットで同じ環境が使え、マルチデバイスとの相性がよい

つまり、TradingView対応は利用者にとってのメリットであると同時に、会社側にとっても案内しやすい選択肢です。The5%ersがこの流れに乗ったことで、TradingViewを主軸に使ってきたトレーダーが、環境を変えずに評価へ進めるようになりました。

TradingViewで取引する3つのメリット

TradingViewを使うと、具体的に何がうれしいのか。描画・インジケーター・マルチデバイスという3つの観点から見ていきます。

1. 描画ツールが直感的で、分析を書き残せる

トレンドライン、水平線、フィボナッチ、チャネルなど、描画ツールが豊富でマウス操作も軽快です。引いたラインは保存され、次に開いたときも同じ状態から分析を再開できます。自分のシナリオを画面に書き残せるため、根拠を持ってエントリーする習慣づくりに向いています。

2. インジケーターの種類と組み合わせが豊富

移動平均線やRSI、MACDといった定番はもちろん、ユーザーが公開した独自インジケーターも多数そろいます。複数を重ねて表示したり、時間足を並べて見たりと、自分の手法に合わせた画面を組みやすいのが強みです。組んだレイアウトはテンプレートとして保存でき、口座やデバイスをまたいで呼び出せます。

3. マルチデバイスで環境が途切れない

PCで組んだチャートを、外出先ではスマホアプリで、自宅ではタブレットで。同じアカウントに紐づいた環境を呼び出せるので、デバイスが変わっても分析が途切れません。相場の急変を外出先で知ったときも、普段どおりの画面で状況を確認できる安心感があります。スマホでのトレード全般のコツはプロップファームはスマホだけで取引できる?で整理しています。

スマホ・ブラウザでの使い方

TradingViewは、ブラウザ版とスマホアプリ版のどちらからでも同じアカウントの環境にアクセスできます。プロップファームと連携する場合の大まかな流れを、2つの入り口に分けて見ていきます。実際の連携手順は会社ごとに異なるため、ここでは共通する考え方を押さえてください。

ブラウザ(PC)から使う場合

PCではブラウザでTradingViewを開き、プロップファーム側の口座を連携させて使うのが基本形です。インストールが要らないため、環境構築でつまずきにくいのが利点です。画面が広いぶん、複数のインジケーターや時間足を並べて分析するスタイルに向いています。

スマホアプリから使う場合

スマホではTradingViewの公式アプリをインストールし、PCと同じアカウントでログインします。PCで組んだレイアウトやウォッチリストがそのまま表示されるので、移動中でも普段どおりの画面で相場を確認できます。通知を設定しておけば、狙っていた価格に近づいたタイミングを逃しにくくなります。

MT4・MT5との違い

プロップファームで長く使われてきたのがMetaTrader(MT4・MT5)です。TradingViewとは設計思想が違うため、向いている使い方も分かれます。まずは主な違いを表で押さえましょう。

観点TradingViewMT4・MT5
導入ブラウザで即利用。インストール不要専用ソフトのインストールが必要
チャートの見やすさ描画・インジが直感的で軽快実用的だが操作にやや慣れが要る
マルチデバイスPC・スマホで同じ環境を同期端末ごとに設定を用意しがち
自動売買(EA)用途が分析寄りEAによる自動売買に強い

どちらを選ぶべきか

ざっくり言えば、分析の見やすさとマルチデバイスならTradingView、自動売買(EA)を軸にするならMT5、という住み分けです。The5%ersはMT5とTradingViewの両方を用意しているので、手法に合わせて選べます。どちらが正解ということはなく、自分のトレードスタイル次第です。迷ったら、普段いちばん長く眺めているチャート画面に近いほうを選ぶと、無理なく評価に集中できます。

TradingView対応の他社と比べる観点

「プロップファーム TradingView」で会社を選ぶとき、対応の有無だけで決めると後悔しがちです。同じ「TradingView対応」でも中身に差があるため、次の観点で見比べると失敗しにくくなります。

  1. 注文まで行えるかを確認する。分析だけ対応で、発注は別ツールという構成もあります。
  2. MT4・MT5と併用できるかを見る。手法によっては両方使えるほうが便利です。
  3. スマホアプリからの操作範囲を確かめる。外出先で完結させたいなら重要です。
  4. 無料プランでも支障がないかを考える。同時表示できるインジ数などに差が出ます。

たとえばcTraderを採用する会社もあり、プラットフォームの選び方は会社比較の分かれ目になります。cTrader対応の一例はFundora(ファンドラ)のcTrader対応で触れています。各社の対応プラットフォームを横並びで見たい方はプロップファームの取引プラットフォーム比較が便利です。

対応範囲と注意点

便利なTradingView対応ですが、押さえておきたい注意点もあります。過度な期待でつまずかないよう、先に確認しておきましょう。

  • 対応する注文種別や機能が、MT5版とすべて同じとは限りません。細部に差が出ることがあります。
  • TradingViewの無料プランと有料プランでは、同時表示できるインジケーター数などに違いがあります。
  • プロップファーム側の連携仕様は変更・改定されることがあるため、常に最新の公式案内が基準です。

プラットフォームの使い勝手とは別に、評価の目標やルール自体は必ず確認しておくべき部分です。The5%ersの評価方式やドローダウンなどの条件はThe5%ersのルール・チャレンジ条件に、料金や特徴の全体像はThe5%ersの評判・特徴にまとめています。プラットフォームが快適でも、ルールを満たせなければ報酬には届きません

TradingView対応が向いている人

ここまでを踏まえ、The5%ersのTradingView対応で得をしやすいのは、次のようなタイプの人です。

こんな人相性
普段からTradingViewで分析している使い慣れた画面のまま取引まで完結でき、乗り換え学習が不要
動作の軽さ・見やすさを重視するブラウザベースで軽快。低スペック端末でも扱いやすい
PCとスマホを行き来する同じ環境を同期でき、外出先でも普段どおり確認できる
EAで自動売買を主軸にしたいこの用途はMT5のほうが向く。TradingViewは分析寄り

逆に、すでにMT5に慣れている人が無理に乗り換える必要はありません。選択肢が増えたことが今回の価値なので、自分の手法とスタイルに合うほうを選べば十分です。はじめての1社の選び方や申し込みの流れはプロップファームの始め方もあわせてどうぞ。

まとめ

The5%ers(ファイバーズ)がTradingView(トレーディングビュー)に対応し、分析から注文・取引までを使い慣れた画面で完結できるようになりました。MT5やThe5ers Hubに加えての選択肢追加なので、TradingView派には素直にうれしい変更です。

描画ツールの直感的な操作、豊富なインジケーター、PCとスマホで途切れないマルチデバイス。この3点がTradingViewの持ち味です。自動売買を主軸にするならMT5、分析の見やすさを取るならTradingView、と手法で選び分ければ十分に活かせます。

なお、対応する注文種別や連携範囲、利用条件は変更されることがあります。申し込みや実際の利用の前には、必ずThe5%ers公式サイトの最新情報をご確認ください。

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